2026年8月16日、神戸で開催されたニューオーダーチョッパーショーに行ってきた。
毎年この時期の恒例で、俺は2023年も2024年も行っている。今年も変わらず、朝から夕方まで会場にいた。
この記事では展示車両の写真を並べるが、一番見てほしいのは最後の動画だ。ショーの本番は展示だけじゃない、というのが毎年行って思うことなので、そこまで読んでもらえたら嬉しい。
開催概要とアクセス

| イベント名 | NEW ORDER CHOPPER SHOW(ニューオーダーチョッパーショー) |
| 開催日 | 2026年8月16日(日) |
| 会場 | 神戸国際展示場 |
| 俺の滞在時間 | 12時半〜15時半ごろ |
今年は車で行った。ショベルで乗り付けたい気持ちはあったが、真夏の炎天下で神戸まで往復するのと、戦利品を積んで帰ることを考えて車にした。結果的にこれは正解で、後述するシールドを無事に持ち帰れた。

会場は屋内展示場なので、暑さの心配はいらない。夏のイベントで一日中歩き回ることを考えると、これはかなり大きい。夏の服装で行っても、館内は快適に過ごせる。
ビルダーブースの車両
ここからは印象に残った車両を並べていく。ブース名が分かるものは載せているので、気になったビルダーがいたら調べてみてほしい。
REVOLT custom cycles

入ってすぐ目に入った1台。真鍮のプレートに手書きのブース名が置いてあるのがいい。ショーの車両は足元の見せ方まで作り込まれているので、そこも見ていくと面白い。
M-CRAFT CUSTOM CHOPPERS

スパークプラグに翼が生えたロゴが目印のブース。物販のTシャツも並んでいた。

同じブースにあった水色タンクの1台。ロングフォークにスプリンガーという、いかにもチョッパーらしい構成だ。うちの33.4mmフォークとは方向性が違うが、こういう長さの出し方も見ていて楽しい。
TWOPERCENTER

複数台をまとめて置いているブース。金網で仕切られた見せ方が独特だった。
MOTERCYCLES FORCE

赤いカーペットの上にキャンディレッドの車両。色を合わせて空間ごと作っているブースで、写真で見るより実物のほうが迫力があった。
FATECH

豹柄のカーペットが目を引いたブース。この日は人が途切れなかった。
GARAGE 521(スーパーカブ専門)

チョッパーショーだがハーレーだけではない。ここはスーパーカブ専門で、ミントグリーンのカブがきれいだった。タイヤのサイドに「TIFFANY & Co.」の文字が入っているのも遊びが効いている。
俺も125ccのシャリーに乗っているので、この手の小排気量カスタムは他人事じゃない。
その他、印象に残った車両


ペルシャ絨毯の上に置く見せ方。床材ひとつで印象が変わる。

キャンドルを並べたブース。会場が明るいぶん、こういう演出は目立つ。


BACON|クラック塗装のエイジングペイント

今年いちばん足が止まったのがこれだ。ペインターのBACONが出展していたブース。
写真だと黄色いタンクにしか見えないと思うが、これはクラック塗装だ。塗膜をわざとひび割れさせて、何十年も前からそこにあったような表情を作っている。ラメもフレークも入っていない。つまり新品をピカピカに光らせるのとは真逆で、時間の経過そのものを塗装で作っているということになる。
そこに立体のイーグルエンブレム。本物の古い車両にしか出ない質感を、意図して作っているのが分かる。

同じ車両のリア側。フェンダーからシートまで通した赤いピンストライプが効いている。
BACONはヘルメットのペイントでも知られていて、出るたびに即完売する。この日もブースには人が集まっていた。ヘルメットはSHORTY4も500TXも無地で使っている俺だが、こういうのを見るとペイント物にも手を出したくなる。
イベントに行く理由の半分はこれだと思っている。ひび割れの入り方や塗膜の厚みは、ネットの写真では絶対に分からない。
駐車場のバイクが面白い
毎年書いているが、このイベントは屋外の駐車場も見どころだ。展示車両は当然すごいが、来場者が実際に乗ってきた車両のほうが、生活感があって参考になる。


シーシーバーに寝袋を括り付けている車両や、タンクバッグを積んだ車両。遠方から自走で来ている人がそれなりにいるのが分かる。

ショベルやパンといった旧車も普通に停まっている。展示車と違って、汚れも傷もそのままだ。俺のショベルも維持費をかけながら普段使いしているので、こういう車両を見るとほっとする。
今年の戦利品
物販も毎年の楽しみだ。今年は3点買った。
7th Heaven Art Jewelry|ヘルメットを被ったスカルのリング

スカルがヘルメットを被っているシルバーリング。この手のモチーフはよくあるが、ヘルメットを被らせているのは初めて見たので即決した。箱と巾着が付いてくるのも嬉しい。
Silver Smith Jourbis|シルバーのチェーンブレスレット

トグル留めのチェーンブレスレット。太すぎず細すぎずで、普段使いできる太さだ。シルバーは使うほど育つので、これも何年か経ってから経年変化を書けたらと思っている。
【本命】BUCOのバブルシールドが500円だった

今年いちばんの買い物がこれだ。中古のバブルシールドが500円。
ワゴンに雑に積まれていたのを掘り出した。多少のキズはあるが、割れも欠けもない。500円なら試しに買って、合わなければそれまでという値段だ。

家に帰って刻印を見て驚いた。
| 刻印1行目 | BUCO SPORT ACCESSORIES |
| 刻印2行目 | Joseph Buegeleisen Co. |
| 刻印3行目 | TOYS McCOY PRODUCT |
「TOYS McCOY PRODUCT」と入っている。つまりヴィンテージの実物ではなく、トイズマッコイが作った正規の復刻品だ。
ここは正直に書いておきたい。イベントの中古ワゴンで「BUCO」と書いてあるものを見つけると、つい年代物だと思いたくなる。でも刻印を読めば何なのかは分かる。復刻品だと分かった上でも、この作りで500円なら十分すぎる買い物だった。
取り付けは3点のスナップボタンで留めるだけなので、手持ちのヘルメットならどれにでも付けられる。SHORTY4のような半ヘルにも、500TXやスーパーマグナムのようなジェットにも使える。
秋以降は半ヘルからジェットに切り替えるので、そのタイミングで使ってみるつもりだ。使い込んだらまた書く。
会場のフード

屋外にキッチンカーが出ている。歩き回ると腹が減るので、途中で一回休憩を入れたほうがいい。
本番は帰りにある

最後に、この記事でいちばん見てほしいものを置いておく。
ショーが終わる時間になると、会場前の道を参加者のチョッパーが次々に走り去っていく。これが毎年たまらない。
展示されている車両は、当然きれいに磨かれて止まっている。でもチョッパーが一番かっこいいのは走っているときだと思う。エンジンの音も、車体の揺れ方も、止まっている状態では分からない。
音を出して見てほしい。1台ずつ排気音が違うのが分かるはずだ。同じハーレーでも、マフラーとエンジンの組み合わせでここまで変わる。
会場を出るのが早いと、この時間帯に立ち会えない。ショーに行くなら最後までいたほうがいいというのが、何年か通って出した結論だ。
来年に向けて
ニューオーダーチョッパーショーは毎年この時期に神戸で開催されている。
- 屋内なので夏でも快適。一日中歩いても消耗しない
- 物販の掘り出し物を狙うなら早い時間。500円のシールドのような出物は数が少ない
- 駐車場も必ず見る。展示車より生活感があって参考になる
- 最後までいる。帰っていく車両を見送る時間が一番いい
ちなみに俺が普段穿いているAT-DIRTYのワーカーズパンツも、2021年のニューオーダーチョッパーショーの物販で買ったものだ。もう5年穿いている。ここで買った物は、なぜか長く使うことになる。