Champion(チャンピオン)T1011を8年着た経年変化を、実物写真で記録する。俺が持ってるのは2018年に買ったMade in USAの旧モデル2枚(半袖・七分丈ラグラン、どちらも黒)。2025年からT1011はサイズ表記が変わって、旧モデルのタグはもう新品では手に入らない。だからこそ、旧モデルを8年着倒した実物の記録には意味があると思ってる。
色落ちはどこまで進んだか。首リブはヨレたか。縮んだか。そして「サイズが変わった」と言われる新旧モデルの見分け方。全部この1本にまとめる。

俺のT1011は2018年購入の「旧モデル」|タグが証拠
まず「旧モデル」と言い切れる根拠から。見るのは襟の内側、ここに付いてるタグだ。


タグには T1011 / LARGE / HEAVY WEIGHT JERSEY / MADE IN U.S.A. とだけ書かれている。サイズの併記が無い、この「表記1つ」が旧モデル(〜2024年頃)の特徴。七分丈ラグランのタグも同じ表記だった。

【実録】T1011 8年の経年変化|色落ち・首リブ・生地
ここからが本題。2018年から8年、ガッツリ着てきた2枚の現在地を正直に見せる。
色落ち:インクブラック→墨黒への育ち

黒T1011の色落ちは極めて緩やかだ。8年でようやく「深いインクブラックから柔らかい墨黒」に変わってきた程度。日向で見ると生地の凹凸に沿ってわずかに白茶けるけど、これがUSコットンの「育つ」色変化で、安いTシャツの「くたびれた」色褪せとは質が違う。


首リブ:8年でもバインダーネックは立ってる

T1011の地力が一番出るのが首元。厚手のリブをバインダーネックで縫い付けてある構造のおかげで、8年・数えきれない洗濯を経ても首元がピシッと立ってる。ヘビーウェイトTは首がヨレたら終わりだと思ってるんだけど、T1011はその寿命が圧倒的に長い。
あと丸胴編み(左脇に縫い目がない筒状の編み)だから、脇のヨレ・ねじれが物理的に起きない。これも8年経って実感してる旧き良きアメリカ縫製の利点だ。

PRO CLUBとの経年耐久の比較はヘビーウェイトT2大ブランドのガチ比較記事で詳しくやってるから、ブランド選びで迷ってる人はそっちも読んでみてくれ。
2025年からサイズ表記が変わった|新旧モデルの見分け方
「t1011 サイズ 変わった」で検索してたどり着いた人、結論から言う。T1011は2025年頃からサイズ表記の方式が変わった。公式の商品表記を見ると、現行モデルはグローバル企画になって、USサイズをメインに4カ国換算(CA/FR・MEX・JPN・EU/AU)を併記する形式になっている。
| 旧モデル(〜2024頃) | 新モデル(2025〜) | |
|---|---|---|
| サイズ表記 | 1つだけ(例:LARGE) | USメイン大表記+4カ国換算の併記 |
| 番手の読み方 | 表記どおり | US「S」=日本「M」相当 |
| 買うときの注意 | — | 旧モデルの感覚で同じ番手を買うと1サイズ大きい |
つまり俺の「LARGE」と、いま売ってる「L」は同じ番手でも中身が違う可能性があるってこと。旧モデルの感覚で新モデルを買うなら、1番手下げる方向で検討するのが安全だ(US表記メインのため)。新モデルの実物は俺は持ってないから、ここは公式表記の読み方として書いてる。買う前に商品ページのサイズ表で実寸を必ず確認してくれ。
逆に言うと、これから古着や在庫で「タグのサイズ表記が1つだけ」のT1011を見つけたら、それは旧モデル。上の俺の実寸がそのまま参考になる。
【実寸とサイズ感】旧モデルT1011 Lサイズ|半袖と七分丈ラグラン
T1011のサイズ感を、データ(平置き実寸)と体感(着用感)の両方で記録する。まず実寸。8年着た俺の2枚(L)で、身幅は片身基準(脇下の縫い目から縫い目)に統一してる。洗濯を重ねた後の「いま現在のサイズ」だから、これから旧モデルを探す人には新品実寸より実用的なデータのはずだ。
半袖(セットインスリーブ)L
| 部位 | 実寸 |
|---|---|
| 着丈 | 70cm |
| 身幅(片身) | 55cm |
| 肩幅 | 53cm |
| 袖丈 | 22cm |
| 袖口幅 | 18cm |



七分丈(ラグランスリーブ)L
ラグランは肩の縫い目が斜めに走る構造だから、通常の「肩幅」は測れない。代わりに裄丈(首中心〜袖口)で表記する。
| 部位 | 実寸 |
|---|---|
| 着丈 | 69cm |
| 身幅(片身) | 58cm |
| 裄丈(首中心〜袖口) | 70cm |
| 袖丈(付け根〜袖口) | 61cm |
| 袖口幅 | 13cm |




【サイズ感】170cm・70kgでLサイズはこう着える
数字だけだと分からない「サイズ感」の話。俺は170cm・70kgで、どちらもLを選んでる。
- 半袖L:ジャスト〜やや余裕。T1011はもともとジャストフィット寄りの設計だが、肩幅53cmの広めの肩線がきれいに乗るから、ピタピタにもダボダボにもならない。1枚で決まるアメカジの王道ライン
- 七分丈L:身幅58cmと半袖より広め+ラグランの斜め切替で、胸まわりに柔らかいドレープが出る。中に1枚着るレイヤードでも突っ張らない
- ビッグシルエットで着たい人:旧モデル基準ならワンサイズアップ。ただし現行の新モデルはUS表記メインだから、逆に番手を上げすぎないよう実寸で確認を
※PRO CLUBとの比較記事の実寸表も今回の計測値に統一済み。計測時期で±1cm程度の誤差は出るから、その点は含み置いてくれ。
縮み・洗濯のリアル|USタグと日本タグで表記が違う件
T1011はコットン100%(USコットン)。縮みについては8年の体感で言うと、引き締まる量はPRO CLUBより控えめ。バインダーネックの構造が首元の縮み方を均一にしてくれるから、「首だけ縮んでキツい」みたいな事故が起きにくい。目安としては着丈で1〜2cm、身幅で1cm前後を見ておけばいい。
面白いのを見つけた。襟タグの裏(FOR CARE SEE REVERSEの裏側)と、日本の輸入タグで洗濯表示が食い違ってるんだ。

US表記は「MACHINE WASH WARM / TUMBLE DRY WARM」=乾燥機OK。ところが日本の輸入タグは「タンブラー乾燥禁止・陰干し」。アメリカ人は乾燥機でガンガン回す前提、日本は生地を守る前提ってことだ。俺は日本タグ側に従って自然乾燥。ヘビーウェイト生地は乾燥機で一気に縮むし、ゆっくり水分を抜いた方が生地の目が詰まって良い風合いになる。8年この方針で、上の実寸を維持できてる。
8年物のT1011をどう着てるか|半袖と七分丈の使い分け

使い分けはシンプルだ。
- 半袖:真夏の1枚主役。肩広めの設計だからジャケット無しでも様になる
- 七分丈ラグラン:春秋のレイヤード+肌寒い夏夜のツーリング。袖口13cmの絞りで走行風にバタつかない
写真で合わせてるのは、パンツがRed Kap PT50、足元はコンバースのチャックテイラー(CT70)、帽子はH.W.DOGのハンチング。8年物の墨黒Tにワークパンツ×ローテクスニーカー、肩の力が抜けたこの組み合わせが一番ハマる。もちろんエンジニアブーツで無骨に締めるのも鉄板だ。夏の全身コーデは夏のチョッパー乗りファッションまとめでやってる。


今からT1011を買うなら|現行モデルの注意点
T1011のMade in USAモデルは現行ラインとして新品で普通に買える。古着屋を探し回る必要はない。ただし繰り返すが、現行は2025年からの新表記モデルだ。
- 商品ページのサイズ表で実寸(着丈・身幅)を確認する
- 俺の旧モデルL実寸(上の表)と見比べる
- US表記メインだから、迷ったら1番手下から検討
↓ 現行モデルの最新サイズ表は、この商品ページでそのまま確認できる。
よくある質問(FAQ)
Q. T1011は何年くらいでどう経年変化する?
A. 俺の8年使用の実物だと、黒は深いインクブラックから柔らかい墨黒へゆっくり育つ。首リブはバインダーネック構造のおかげで8年でもピシッと立ってる。丸胴編みだから脇のねじれも起きない。色より先に生地がヘタることはまず無い。
Q. 旧モデルと新モデルはどこで見分ける?
A. 襟タグのサイズ表記。表記が1つだけ(例:LARGE)なら旧モデル、USサイズの大表記+4カ国換算が併記されていれば2025年以降の新モデルだ。
Q. T1011のサイズが変わったって本当?
A. 正確には「サイズ表記の方式」が2025年頃から変わった。公式の商品表記ではUSサイズがメインになり、US「S」が日本の「M」相当になる。旧モデルの感覚で同じ番手を買うと1サイズ大きく感じるはずだから、購入前に実寸確認を。
Q. 洗濯で縮む?乾燥機は使える?
A. USコットン100%なので着丈1〜2cm・身幅1cm前後の縮みは見ておく。USタグは乾燥機OK表記だが、日本の輸入タグはタンブラー乾燥禁止。俺は8年自然乾燥で、リブも実寸もきれいに保ててる。乾燥機は非推奨だ。
まとめ|旧モデルの記録はここに残す
T1011の旧モデルはもう新品では買えない。でも8年着た記録として言えるのは、この先10年戦える耐久と、色で育っていく楽しさが両方あるってことだ。

- 旧モデルの見分け方=タグのサイズ表記が1つ
- 8年で色は墨黒へ、首リブと縫製は健在
- 現行を買うならUS表記メインに注意、迷ったら1番手下
これから新モデルを買う人も、古着で旧モデルを探す人も、この記録が物差しになれば嬉しい。PRO CLUBと迷ってる人は2大ヘビーウェイトTの比較から読んでみてくれ。USコットン×ヘビーウェイトの世界は、一度入ると戻れないぞ。



