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カッコ悪くない!真冬の電熱グローブのおすすめ【冬のバイク装備】

冬用バイクグローブと電熱インナー「めっちゃヒート」を着用した冬のライディングスタイル全身図
防寒対策に冬用グローブと電熱インナー「めっちゃヒート」の全体図

冬のバイク走行で一番辛いのが、手の冷えだ。

ドンドンと手の感覚がなくなり、安全運転にも支障が出る。

安全のためにも電熱グローブは最優先で導入したい装備だが、

市販の電熱グローブはデザインがゴツすぎる…

お気に入りの革グローブを使い続けたい!

と悩んでいないか?

結論から言うと、その悩みの最適解は「電熱インナーグローブ」だ。

今回は、俺が3年以上愛用している「めっちゃヒート」の電熱インナーグローブを徹底レビューする。お気に入りのグローブを使いつつ、冬のバイクを快適にする方法だ。

機能面、コスト面から考えてもこれが最適解。お得に、快適に冬のバイク生活を楽しもう。

電熱インナーグローブの紹介

まずは俺が実際に使っている電熱インナーグローブを紹介する。

見た目は手用のタイツみたいな印象だ。

これ単体ではペラペラで防御力はゼロ。手持ちのグローブと組み合わせることで、グリップヒーター以上の快適さを与えてくれる。

基本スペック(価格、購入先)

めっちゃヒート電熱グローブの同梱物一式。充電器、バッテリー、本体セット
めっちゃヒート電熱グローブの同梱物一式。充電器、バッテリー、本体が揃っており、購入後すぐに使用可能。

こいつはAmazonで購入した。

他の電熱グローブを調べればわかるが、市場の3分の1ほどの価格だ。かなりの格安なので、ここは投資してくれ。

【購入時の最重要注意事項】

  • 類似品に注意:Amazonには偽物や類似品が大量にある。俺がレビューしているのは「めちゃヒート」だ。
  • 実績が違う:こいつは電熱装備の初期から販売されている実績がある。
  • 偽物のリスク:類似品は「初期不良」や「バッテリーがすぐ切れる」といったトラブルが頻発している。「安物買いの銭失い」にならないよう注意しろ。

このめちゃヒートを実際に3年以上利用しているが、故障やトラブルは一度も起きていない

間違いないとおすすめ出来る、損しない最適解の買い物だ

ちなみに、めちゃヒートには薄手タイプと厚手タイプが販売されているが、俺は薄手タイプを購入している。

自前のグローブと併用するなら、必ず「薄手タイプ」を選択してくれ。

手軽なバッテリー駆動、ストレスフリーなコードレスタイプ

めっちゃヒート電熱グローブのバッテリー収納部。手のひら側で邪魔になりにくい設計
「めっちゃヒート」グローブのバッテリー収納部分。手のひら側に配置されており、操作や握りの邪魔になりにくい快適設計。

電熱グローブの電源には、コードレスな「バッテリータイプ」と、バイク本体から電源を取る「有線タイプ」の2種類がある。

それぞれ一長一短あるが、俺は断然コードレスタイプを推す。

今回紹介している電熱インナーグローブもコードレスタイプだ。

✅ コードレスタイプのメリット

  • 圧倒的に手軽:コードがないので、バイクの乗り降りや休憩時も普段と全く同じ感覚。
  • バイクから離れても暖かい:休憩でバイクから離れても、グローブを外す必要がない。
  • 車種を選ばない:バイク本体に装備を追加する必要がなく、買ったその日からどんなバイクでも使える。
  • バイクの美観を損ねない:余計な配線で愛車のスタイルを犠牲にする必要がない。
めっちゃヒート専用充電器。2本のバッテリーを同時充電可能
専用バッテリー2本を同時に充電できる「めっちゃヒート」純正充電器。フル稼働派ライダーに嬉しい設計。
最新verはコンセントではなくUSB-Aに変更されている。モバイルバッテリーで出先でも利用可能と利便性向上している。
めっちゃヒート専用バッテリーの充電端子部分の拡大写真
2000mAhのバッテリーに搭載された充電端子部。専用充電器で充電可能で、ライダーにとって扱いやすい設計。
めっちゃヒート専用バッテリーの実物写真。容量2000mAh
「めっちゃヒート」に付属する専用バッテリー。容量は2000mAhで、冬のライディングでも安心の電力供給。

バッテリー容量は特大の2000mAhだ。

⚠️ コードレスタイプのデメリット

  • 充電の手間:乗る前にバッテリーを充電する必要がある。
  • 使用時間の制限:バッテリーが切れたら使えない。長距離ツーリングには向かない。

ただ、俺は冬に長距離を走ることがないのでバッテリーで十分だと感じている。

どうしても長距離で使いたいなら、予備バッテリーを購入する手もある。

何より、俺はバイクに追加で電線を繋ぐと言う行為は絶対にしたくない。

かっこいいチョッパーを目指すために配線を減らす努力をしているのに、電熱グローブの為に電源ケーブルを追加するのはナンセンスだ。

見た目の為にインナーグローブを導入しているのに、カッコ悪くなる要素を取り入れるのは本筋とズレる。

迷わずコードレスタイプを選択しよう。

【追記】最新モデルは充電器が変更

最新バージョンはコンセント充電器ではなく、USB-Aに変更されている。
出先でモバイルバッテリーを利用して充電する事も可能になった。
さらに利便性が向上しているので販売ページを確認してほしい。

めちゃヒートの使用感、電熱の温かさのレビュー

電源ON状態の「めっちゃヒート」単体装着写真。点灯するランプが確認できる
「めっちゃヒート」の電源ON時は、赤ランプが点灯して状態が確認できる。

ストレートに、正直な感想を書いていくので参考にして欲しい。俺自身もこれが初めての電熱装備だった。同じような境遇の奴らの人柱になるつもりでレビューする。

めちゃヒート使用感の評価

電熱インナー「めっちゃヒート」装着時の指先の厚み
電熱インナー「めっちゃヒート」を装着した指先部分の厚み。冬用グローブに収まるかの参考に。

製品には薄手と厚手の2種類があり、俺は薄手タイプを購入した。

もちろん、自前のかっこいいグローブを使う為だ。インナーは薄ければ薄いほどいい。

届いた製品は「予想通りの厚みだな」ってのが正直な感想だ。比較するならヒートテックよりも厚め、極暖よりも薄めといった感じ。

インナーに使う分に問題はない。ただし、これ単体での保温機能はゼロに近いので、アウターグローブを使う事前提での話だ。

操作感に関しては、少し窮屈感を感じるかもしれない。ただ、ウインカーの操作は問題なし。普通に操作出来る。

気をつけたいのは、よくあるチョッパーバイクのトグルタイプのウインカースイッチだと操作が難しそうだなって印象だ。

細かい操作は難しくなるので、俺が使っているような汎用ウインカースイッチがおすすめだ。

めちゃヒート機能面の評価

電熱インナー「めっちゃヒート」単体で装着した手の外観写真
「めっちゃヒート」のみを着用した状態の手元。厚みやフィット感の確認に。

熱源は指の側面に電熱線が入っている。手のひらや手の甲は生地だけだ。

イメージとして落書きしてみたが、指の側面をぐるっと電熱線が入っている。

電熱インナー「めっちゃヒート」のヒーター線の位置を示した写真
「めっちゃヒート」に内蔵された電熱線の配置が一目で分かる説明用写真。

めちゃヒートは温度が3段階設定出来る。

それぞれで温度差が結構あったので詳しく紹介しよう。

  • 【弱(青色):45℃】正直、使い物にならない。手の中が温まってきて、それを維持したい時か、バッテリー残量が怪しい時にしか使ったことがない。最初から弱設定じゃ温まらないだろう。
  • 【中(緑色):55℃】気温10℃くらいの環境なら、この設定のみで快適に使える。バッテリーも4時間くらい持つので、1日の街乗りなら十分可能だ。最初に「強」で温めてから「中」で維持する使い方がベストだろう。
  • 【強(赤色):65℃】0℃〜10℃くらいの極寒環境で真価を発揮する。明らかに弱・中よりパワーがあり、グローブの中を「こたつ」にしてくれる。

    指が千切れるような感覚は一切ない。快適そのものだ。最新装備のありがたさを存分に味わえる。


ただし、「強」のデメリットは駆動時間の短さだ。

マックス充電しても3時間ほどでバッテリーが切れてしまう

ロングランには物足りない駆動時間なので気をつけよう。

ただ、俺は真冬にそんなに長時間乗らない。デメリットを感じないのでガンガン強設定で使っている。仲間とのツーリングでも無双出来るのでおすすめだ。

手持ちグローブとの組み合わせのコツ

めっちゃヒートを装着し冬用グローブを重ね履きした手のひら側の様子
「めっちゃヒート」と冬用バイクグローブを重ねた状態の手のひら側。スロットル操作感の参考に。

この製品は薄いとはいえ、ヒートテックのタイツくらいの厚みがある。組み合わせのコツを2つ紹介する。

  • コツ1:アウターは「ワンサイズ大きめ」を選ぶあまりにもアウターグローブがピッタリサイズだと、使えないか、ピチピチすぎて操作不能になる可能性がある。余裕を持ったサイズ感、普段よりワンサイズ大きめのグローブを用意するのがベストだ。

    多少のゴワゴワ感はあるが、普通の運転操作は問題ない。すぐ慣れる。


電熱インナー「めっちゃヒート」の上に冬用バイクグローブを装着した状態
インナーに「めっちゃヒート」を着用し、その上から冬用バイクグローブを装着。実際の組み合わせ例。
  • コツ2:アウターは「手首が長め」のものが理想バッテリー収納部分がそこそこ大きさがあるので、それを覆い隠せるくらいが理想だ。

    上記写真くらい、操作ボタンを押せるくらいの長さのグローブが一番使いやすい。


    (ただ、完全に隠れていてもグローブの上からボタンを操作できるので問題はない)


電熱インナーグローブのデメリット

最新の電熱グローブにもデメリットは存在する。2年以上使って感じた正直なデメリットも共有する。

  • 1. 単純に荷物(手間)が増えるただでさえ準備が多い中、さらにインナーグローブまで装着する必要がある。正直、めちゃくちゃめんどくさい。この小さな億劫さが積み重なるのが、一番のデメリットかもしれない。
  • 2. バッテリーの充電・準備が必要携帯の充電すら忘れることがあるのに、さらにグローブの充電まで行う必要がある。コンセントが足りなくなる。
  • 3. バッテリーが消耗品である電池なので永遠には使えない。いつか劣化し、駆動時間が短くなる。

    (俺のは3年使っているが、今のところまだ問題はない。最悪、バッテリーのみでも補修部品として販売されているのは強みだ)


  • 4. バイクが少し操作しにくくなる単純にグローブがゴワゴワになるので、細かな操作が難しくなる。素肌から距離が離れるので仕方ない。

    (ただ、キーボードやスマホを触るわけではないので、些細なデメリットだ。すぐに慣れる)


俺が思う最大のデメリットは、やはり「荷物が増える」ことだ。

自由に、軽やかに行動したい中でアイテムが増えるのはデカい。

ただ、そのデメリット以上に「走行中の指の暖かさ」には勝てない。

千切れそうな思いをするくらいなら、小さなインナーグローブくらい持ち運ぶ。

それくらい冬のバイクは過酷だ。(関西なので雪は滅多になく、年中バイクに乗れる環境ってだけで恵まれているとポジティブに考える。冬眠作業も必要ない。ありがたいことだ)

電熱インナーグローブのまとめ

めっちゃヒート電熱グローブの同梱物一式。充電器、バッテリー、本体セット
めっちゃヒート電熱グローブの同梱物一式。充電器、バッテリー、本体が揃っており、購入後すぐに使用可能。

市場にはたくさんの模造品が存在している。

実際に俺が使っているこの電熱グローブは、初期不良もなく、今で4年目だが問題なく使用できている。

粗悪品を掴んで遠回りすることなく、間違いないこの「めちゃヒート」を買ってくれ。

冬のバイクが3段階くらい快適になるぞ。

ただし、長距離ツーリングにはバッテリーが持たない

潔く諦めるか、予備バッテリーを単体購入する必要がある。そこだけは注意してくれ。

デメリットもあるが、それ以上に「指の暖かさ」は大事だ。

アクセルもブレーキも指で操作する。

機敏に指を動かせるように、グローブの中をこたつ化しよう。

お気に入りのグローブで見た目を犠牲にすることもないので、チョッパー乗りには特におすすめだ。

冬でもガンガン街中を走り回るバイカーが増えるのが楽しみだ。

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